Q. お盆とは、どのような行事ですか?
お盆は故人やご先祖様の霊を家に迎えて供養する1年に1度の行事です。
お盆の期間はご先祖様の霊が浄土から、私たちが今住んでいる場所に帰ってくるとされています。
Q. お盆の期間はいつまでですか?
お盆の期間は地域によって異なります。
7月盆(新暦盆):7月13日〜16日
8月盆(月遅れ盆):8月13日〜16日
全国的には8月盆の地域が多く見られますが、東京都心部の一部や横浜市の一部地域では、7月盆を行うご家庭もあります。
市区単位や家庭ごとに異なる場合があるため、正確な日程は贈り先の地域や習慣を確認するのがおすすめです。
Q. お盆のお花はいつ届ければいいですか?
お盆にお花を贈る場合は、盆入り前の12日に届けるとよいでしょう。
ただし、お届け先の状況を確認し、なるべく不在時に届かないように配慮しましょう。
Q. どんな花がよくお盆で選ばれていますか?
お盆のお供え花には、白や淡い色合いの花がよく選ばれます。
人気の花は、ユリ・菊・カーネーションなど、いずれも上品で日持ちしやすいため、仏花として適しています。
初盆など特別な供養の場合は、白基調のアレンジメントが一般的です。
一方、命日から年数が経っている場合には、淡い紫やピンクなどの差し色を加えても問題ありません。
ただし、華やかすぎる色や原色は避け、落ち着いた色合いを選ぶのがマナーです。
Q. お盆のお供え花の相場はいくらぐらいですか?
お盆のお供え花の価格は、贈る相手や用途によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
個人宅へのお供え:5,000円〜10,000円前後
初盆や法要向け:10,000円〜20,000円程度
企業・団体からの贈り物:15,000円以上になることもあります
特に初盆(新盆)の場合は、通常よりも丁寧な供養をすることが多く、ボリュームのあるアレンジメントが選ばれる傾向にあります。
ただし、何よりも大切なのは、故人やご遺族への想いです。金額にこだわらず、心を込めたお花をお選びください。
Q. 初盆(新盆)に贈る花はどんなものが適切ですか?
初盆(新盆)とは、故人が亡くなって四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆のことを指します。特に丁重に供養されるため、贈るお花にも配慮が必要です。
基本的には白を基調とした落ち着いたお花が適しています。
地域によっては「白上がり」と呼ばれ、白一色で統一する風習もあります。
四十九日を過ぎていれば、差し色として淡い紫やピンクなどを加えることもありますが、明るすぎる色は控えるのが無難です。