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MPSとは?花の品質と環境を守る国際認証とブルーミーが取得した「MPS-FLORIMARK GTP」を解説

ブルーミー編集部

公開日:2026/8/27

更新日:2026/8/27

ブルーミーのロゴとMPS-FLORIMARK
日々の暮らしに彩りを与えてくれる花々。その花が私たちのもとへ届くまでには、生産者や市場、流通事業者など、多くの人や企業が関わっています。 近年、花き業界でも環境負荷の低減や品質管理、トレーサビリティなど、持続可能な生産・流通への取り組みが重要視されています。こうした取り組みを評価・認証する仕組みの一つが、オランダで始まった花き業界の国際的な認証システム「MPS」です。本記事では、MPSの概要や目的、主な認証の種類について詳しく解説します。 さらに、ブルーミーを運営するユーザーライク株式会社が、花のサブスクリプションサービスとして初めて取得した流通工程管理認証「MPS-FLORIMARK GTP」について、品質管理やトレーサビリティ、環境配慮などの観点からご紹介します。

目次

花き業界の環境配慮や品質管理を支える「MPS」とは?

3種類のMPS認証マーク

花き業界の国際的な認証システム「MPS」

MPS(Milieu Programma Sierteelt)は、花の生産・流通が盛んなオランダで始まった、花き業界の国際的な認証システムです。花や植物の生産から市場、流通まで、それぞれの事業者に対応した複数の認証制度が設けられていることが特徴です。

例えば、生産段階では農薬や肥料、エネルギーなどの使用状況を記録・評価する仕組みがあり、流通段階では品質管理やトレーサビリティ、環境への配慮などに関する認証があります。MPSでは、生産者だけでなく、市場や流通事業者まで含めた花き産業全体で持続可能性の向上を目指しています。

なぜ花き業界にMPSのような認証が必要なのか?

花を育て、消費者のもとへ届けるまでには、農薬や肥料、エネルギー、水などさまざまな資源が使用されます。また、収穫後には保管や加工、輸送などの流通工程も必要です。そのため、花き産業の持続可能性を高めていくには、生産段階だけでなく、市場や流通を含めたサプライチェーン全体で環境負荷や品質管理について考えていくことが重要です。MPSは、こうした生産・流通における取り組みを一定の基準に基づいて評価・認証することで、花き産業における環境配慮や適切な工程管理の促進につなげています。

また、認証制度によって取り組みを可視化することは、花き産業に関わる企業や生産者が継続的な改善を行うきっかけにもなります。

MPS認証の主な種類をご紹介

MPSには、生産者、市場、流通事業者など、それぞれの役割に対応した複数の認証があります。代表的なものの一つが、生産者向けの「MPS-ABC」です。MPS-ABCでは、農薬や肥料、エネルギーなどの使用状況を記録し、環境への取り組みを評価します。取り組みの状況はA+、A、B、Cのランクで評価され、環境負荷の把握や継続的な改善に活用されています。

また、生産工程管理に関する基準への適合を認証する「MPS-GAP」や、労働環境など社会的責任への取り組みを評価する「MPS-SQ」もあります。このほか、市場や流通事業者を対象とした認証も設けられており、生産から流通まで花き産業のさまざまな工程をカバーする認証体系となっています。

ブルーミーが取得した流通工程管理認証「FLORIMARK GTP」とは?

ブルーミーのボックスを開けて届いた花を取り出す様子

花き流通における「MPS-FLORIMARK GTP」

ブルーミーを運営するユーザーライク株式会社が取得しているのが、花き流通における工程管理を対象とした「FLORIMARK GTP」です。FLORIMARK GTPでは、花き流通における品質管理やトレーサビリティ、環境への配慮など、流通事業者の工程管理に関する取り組みが評価されます。ブルーミーを運営するユーザーライク株式会社は、2022年に花のサブスクリプションサービスとして初めて「MPS-FLORIMARK GTP」を取得しました。

品質・鮮度管理を支える流通工程

切り花は収穫後も呼吸を続けるため、流通時の保管環境や取り扱い方法が品質に影響します。そのため、消費者のもとへできるだけ良い状態で花を届けるには、流通段階における適切な品質管理が重要です。FLORIMARK GTPでは、花きの流通工程における品質管理やトレーサビリティなどについて一定の基準が設けられています。ブルーミーでは、こうした基準に基づいた工程管理に取り組むことで、花を届けるまでの流通工程における品質管理の向上と継続的な改善につなげています。

また、ブルーミーはFLORIMARK GTP取得以前から、花きの日持ち品質管理認証「リレーフレッシュネス」の流通部門認証も取得し、花の品質や鮮度管理に取り組んできました。

花き流通で重要な「トレーサビリティ」

FLORIMARK GTPで重視される要素の一つが、トレーサビリティです。トレーサビリティとは、商品がどこから仕入れられ、どのような流通工程を経たのかなど、必要な情報を確認・追跡できるように管理する仕組みのことです。花き流通においても、仕入れやロットなどの情報を適切に管理することで、品質上の問題が発生した際の原因究明や改善につなげることができます。こうした情報管理の仕組みを整えることは、安定した品質管理を行ううえでも重要な取り組みです。

FLORIMARK GTP取得によってブルーミーが目指す花き流通

生産者、市場、ブルーミーが連携して花を発注し納品する流れ

花を届けるまでの品質管理を継続的に改善

FLORIMARK GTPは、特定の花の品質や日持ちを保証する認証ではありません。一方で、花を扱う流通事業者が品質管理やトレーサビリティなどについて一定の基準に基づいた工程管理を行っていることを第三者の認証によって示す仕組みです。ブルーミーでは、FLORIMARK GTPの基準に基づいて流通工程の管理と改善に取り組むことで、お客様へ花を届けるまでの品質管理体制の向上を目指しています。花は生き物であるため、品種や季節、気温、飾る環境などによって状態や日持ちは異なります。だからこそ、流通段階でできる限り適切な管理を行い、品質を維持するための仕組みを継続的に改善していくことが重要です。

生産者や市場などとつながる花きのサプライチェーン

花が消費者のもとへ届くまでには、生産者、市場、仲卸、加工・流通事業者など、さまざまなプレイヤーが関わります。MPSには、それぞれの工程や事業者に対応した認証が設けられているため、生産だけでなく市場や流通も含めて持続可能な花き産業を目指せることが特徴です。

ブルーミーが取得しているFLORIMARK GTPも、こうした花きのサプライチェーンを構成する流通工程に関する認証の一つです。生産者や市場などの関係者と連携しながら品質管理や情報管理を行うことで、より安定した花き流通につなげることが期待されます。

環境に配慮した花き流通へ

花き産業におけるサステナビリティは、生産段階だけで実現するものではありません。花を仕入れ、保管・加工し、消費者へ届ける流通工程においても、資源の使用や廃棄物など、環境への影響を考えることが求められています。FLORIMARK GTPには環境への配慮に関する項目も含まれており、認証取得を通じて流通事業者が自社の工程を見直し、継続的な改善につなげていくことができます。ブルーミーも、品質管理とともに環境への配慮を意識した花き流通を目指しています。

ブルーミーが花のサブスクで初めて 「MPS-FLORIMARK GTP」を取得した背景

産地から市場、ブルーミーを経て花を届けるまでの品質管理の流れ

品質管理への継続的な取り組み

ブルーミーでは、お客様にできるだけ良い状態で花を届けるため、花の流通や品質管理の改善に取り組んできました。その取り組みの一つとして、2021年には花きの日持ち品質管理認証「リレーフレッシュネス」の流通部門認証を取得しています。

その後、2022年には国際的な花き認証制度であるMPSの流通工程管理認証「FLORIMARK GTP」を、花のサブスクリプションサービスとして初めて取得しました。国内の日持ち品質管理に関する認証に加えて、国際的な基準に基づく流通工程管理の認証を取得することで、品質管理やトレーサビリティ、環境への配慮など、より幅広い視点から流通工程の改善に取り組んでいます。

FLORIMARK GTP取得に込められた考え

FLORIMARK GTPの取得は、一度基準を満たせば終わりというものではありません。品質管理やトレーサビリティ、環境配慮などについて継続的に取り組み、より良い流通工程を目指して改善していくことが重要です。第三者による認証を取得することは、こうした取り組みを客観的な基準に照らして確認し、継続的な改善につなげるための一つの方法でもあります。

生産者・市場との連携で目指す花き流通の未来

高品質な花を安定して届け続けるためには、流通事業者だけの取り組みでは十分ではありません。生産者や市場、仲卸など、花きのサプライチェーンに関わるさまざまな事業者との連携が重要です。MPSには生産・市場・流通それぞれを対象とした認証があり、花き産業全体で環境配慮や適切な工程管理に取り組める仕組みが整えられています。ブルーミーも、生産者や市場など花き業界に関わる方々との連携を大切にしながら、品質管理の向上と持続可能な花き流通を目指して取り組みを続けています。

MPSを知ることから始めるサステナブルな花のある暮らし

ブルーミーのボックスと色とりどりの花を飾った様子

花の背景にある取り組みに目を向けてみよう

私たちが普段何気なく手にしている花も、生産者によって育てられ、市場や流通事業者など多くの人の手を経て届けられています。MPSのような認証制度を知ることは、花そのものの美しさだけでなく、その背景にある生産や流通の取り組みに目を向けるきっかけになります。例えば、MPS-ABCでは生産段階における農薬や肥料、エネルギーなどの使用状況を記録・評価し、FLORIMARK GTPでは流通段階における品質管理やトレーサビリティ、環境配慮などを評価します。それぞれの立場で環境負荷の低減や適切な工程管理に取り組むことが、持続可能な花き産業につながっていきます。

花の品質を支える「見えない工程」

花の美しさや品質を支えているのは、花そのものだけではありません。仕入れ後の管理、保管、加工、情報管理など、消費者からは見えにくい流通工程も重要な役割を担っています。

ブルーミーを運営するユーザーライク株式会社がFlorimark GTPを取得していることは、こうした流通工程について国際的な認証基準に基づいた管理に取り組んでいることを示すものです。花一本一本の品質や日持ちを保証するものではありませんが、品質管理を継続的に改善していくための重要な仕組みの一つとなっています。

ブルーミーで楽しむ花のある暮らし

ブルーミーでは、季節の花を定期的に楽しめる花のサブスクリプションサービスをはじめ、花束やフラワーギフトなど、さまざまな形で花のある暮らしを提案しています。その背景では、FLORIMARK GTPをはじめとした第三者認証も活用しながら、花き流通における品質管理やトレーサビリティ、環境配慮などの改善に取り組んでいます。

花を楽しむとき、その美しさだけでなく、どのような人や工程を経て届けられているのかにも少し目を向けてみることで、花のある暮らしをこれまでとは違った視点から楽しめるかもしれません。

ブルーミーとともに、これからの花のある暮らしへ

ブルーミーを運営するユーザーライク株式会社は、花のサブスクリプションサービスとして初めて、「MPS-FLORIMARK GTP」を取得しました。この認証は、ブルーミーで扱う花そのものの品質や環境性能を保証するものではなく、花きの流通工程における品質管理やトレーサビリティ、環境への配慮などについて、一定の基準に基づいた管理が行われていることを示すものです。ブルーミーでは、こうした国際的な認証基準も活用しながら、花を届けるまでの品質管理と流通工程の継続的な改善に取り組んでいます。

日常に花があることで生まれる、小さな発見や心が動く瞬間。ブルーミーは、これからも花のある暮らしをより多くの方に楽しんでいただけるよう、花き業界に関わる方々とともに、より良い花き流通を目指して取り組んでまいります。

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ブルーミー編集部

いろんなお花が、ポストに届く、お花の定期便。お花付きギフトなども展開中。