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インテリアや花にまつわる知識

シンプルな中に「好き」のエッセンスを散りばめて——@kyoooko.aさんの心が豊かになるひとり暮らしライフ

一人暮らしだと、家は「帰るだけの場所」になってしまいがち。特に、都内の小さなマンション住まいだと、雑誌やInstagramで見かけるすてきな部屋は真似しづらい…と思っている人もいるかもしれません。そんな人にぜひ参考にしてほしいのが、@kyoooko.a (京子)さんのInstagramアカウント。シンプルな中に「好き」のエッセンスを散りばめて「東京ひとり暮らし」を満喫している京子さんに、暮らしのコツを聞いてきました。

2017年09月21日
ブルーミー(bloomee) 編集部

厳選した暮らしに心が喜ぶものを

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東京でのひとり暮らしの記録をInstagramに投稿している京子さん。
すてきなライフスタイルが垣間見える写真はもちろん、京子さんのその日の気持ちや、読んでいる本、見ているテレビまで、様々な「日常」をトピックとして紹介しています。

インテリアへのこだわりや、オフタイムの過ごし方など、様々なシーンで参考になりそうな京子さんの“ワンエッセンス”について、ちょっと掘り下げて聞いてみました。

すっきりとしたインテリアの秘訣は「色を増やさないこと」

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京子さんの住む部屋は、シンプルですっきりとしたインテリアが魅力。明るく優しい雰囲気で、心が癒される温かみもあります。

すっきりと見せるコツは、ズバリ「色を増やさないこと」と京子さん。カーテンの黄色のみを差し色にして、他は白やベージュで統一しているのだとか。
そういえばホテルのインテリアも、白やベージュを基調としたものがほとんどですね。目にも優しいカラーリングは、リラックスタイムにぴったりです。

おうち時間を楽しくする秘訣は「モノ」を厳選!

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おいしそうなおやつを食べたり、お気に入りの本を読んだり、テレビの感想をつぶやいたり——京子さんのInstagramは、充実した「おうち時間」を切り取ってアップしているところからも、多くの人の共感を集めています。
そんな「おうち時間」を楽しむために京子さんが意識しているのは、とにかく「清潔であること」。確かに、モノが雑然と置かれた空間では、気が散ってしまってくつろぐことが難しいかもしれません。

「あったら便利」は「なくても平気」

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京子さんは、モノを増やさないように心がけているとのこと。よほどのことがない限り新しいものも購入しないようにしているそうです。
食器なら「破損してしまった時」、インテリアグッズなら「そのアイテムがないと生活に困難が生じる時」にしか購入しない、という徹底ぶりです。

「あったら便利」は「なくても平気」——つい余計なものを買いそうになってしまいそうな時は、そんな京子さんの一言を思い出してみると、無駄遣いをしてしまいがちな人でも、スマートライフが実現できるかもしれません。

読書は好きな作家さん中心にしてリラックスタイムに

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今読んでいる本や、読了した本の感想などもInstagramで紹介している京子さん。
図書館で本を借りるほか、本屋で売れ筋の本をチェックしたり、Instagramで紹介されていた本をチェックしたりすることも多いそうで、日々のリラックスタイムに積極的に読書を取り入れている印象です。

好きな作家は西加奈子さん。ドロドロとした内容のものや、ミステリー、サスペンスも読みますが、殺人などの内容のものは心が荒むので連続では読まないようにしているとのこと。 いつもと違うジャンルの本を読んで心が疲れたら、西さんの本を読んで浄化する、と決めているそうです。

本は、実際に読んでみるまで、その本が自分に合っているのかそうでないのかを判断できないもの。
京子さんのように、自分が好きな作家やジャンルを知っておくと、読書タイムも日々の疲れを癒す時間として楽しむことができそうです。

毎日の“プチハッピー”を作る京子さん流の“ワンエッセンス”とは

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シンプルな暮らしを実現している京子さんにとっての“ワンエッセンス”とは、日々のルーティンの中に、自分自身を喜ばせるほんの一手間を加えることだそう。
必要最低限のモノで構成したルーティンが基本で、その中に、京子さん自身にしかわからないような“プチハッピー”のエッセンスをちりばめています。

自分への“ご褒美”にちょっとぜいたくなボディソープ

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暮らしの“ワンエッセンス”として、京子さんが大事にしているのが「香り」。
コロン、ルームスプレー、ボディクリーム、さまざまな香りアイテムを揃え、その時の気分で好きな香りを楽しんでいるとのこと。

最近特にお気に入りなのが、JO MALONE(ジョーマローン)のボディソープ、ウッドセージ&シーソルトだそうです。

とても良い香りがするこのボディソープと過ごすバスタイムは、日中の疲れが癒され、「今日もがんばって良かった!」と思えるのだとか。
値段は1本5000円ほどで、ボディソープとしては決して安くはありません。でも、お気に入りの香りに包まれて日々の疲れを癒す瞬間は、まさに“プライスレス”ですね。

シンプルな部屋に植物で温かみをプラス

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モノが少ない暮らしは、殺風景で寂しい印象になりかねません。そんなとき、植物をプラスすると、生き物ならではの温かみを感じられる部屋になります。

京子さんのおすすめは、Instagramにも何度か登場している、無印良品の「壁にかけられる観葉植物」。
床に置かなくて良いため、掃除のたびに移動する必要もなく、水やりも簡単で、シンプルなインテリアにも取り入れやすいのだとか。

モノは少なく、上質なものを——心が豊かになるライフスタイル

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京子さんが目指す暮らしは、「モノは少なく、上質なものを」。今後は、インテリアに限らず、食べ物などもなるべく質の良いものにシフトしていきたいと考えているそうです。

「“お気に入り”はいくつもいらない」——厳選した数少ない“お気に入り”を大切にする暮らしをしたい、と話す京子さん。
ただモノを減らすのではなく、心から「好き」「癒される」と思えるものを厳選して身の回りに揃えた生活。
毎日「お気に入り」に触れることができるライフスタイルは、日々の暮らしが豊かでかけがえのないものになりそうですね。