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切り花を長持ちさせるコツ、ポイントは毎日の水替えと茎のチェック
切り花の寿命は、季節や花の種類にもよりますが、だいたい1週間前後です。でも、せっかく縁があって自分の手元にきた花、少しでも長く楽しみたいですよね。
そこで、Bloomee LIFEでもハイセンスなブーケが好評のフラワーショップ、“marmelo”の店主小野寺さんに、切り花を長く楽しむためのコツを聞いてきました。
marmelo小野寺さんに聞いた、切り花を長持ちさせる方法とは
切り花を長持ちさせるためにすることとして、どんなことが思い浮かぶでしょうか。
花の栄養剤などは比較的安価で購入することができますし、フラワーショップによってはブーケを購入した際に付いてくることもあります。
また、10円玉を入れる、炭酸水を入れる、などの裏技も、聞いたことがあるという人もいるかもしれません。
大事なポイントはたった2つ!毎日の水替えと…
小野寺さんによると、切り花を長持ちさせるために大事なポイントは、「毎日水を替えること」「毎日茎の様子を見て、ちょっとずつ茎の下の部分を切ること」この2つなのだそうです。
まず、何よりも、常に新鮮な水をあげることが大切。切り花を飾るときは、朝起きたときや夜寝る前など、1日のうちで水替えをするタイミングを決めておくと良いですね。
また、花の茎の切り口は、ずっと水に浸かっているため、腐食しやすくなります。水替えの際に、ぬるぬるしていたり、変色・変質していたりする部分があったら、その部分を切ってあげるようにしましょう。
傷んだ部分をこまめに切ることで、しっかりと花全体に水が行き渡り、花を長持ちさせることができるのです。
そして、茎を切るときは、茎を水につけた状態で、斜めにハサミを入れることがポイントです。こうすることで、茎の切り口の面積が大きくなり、水が上がりやすくなります。
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栄養剤の効果は?
花の栄養剤は、花を綺麗に開かせるための効果があるものが多く、使うことで長持ちするとは限らないのだそう。
また、お花数本のブーケをいけるときに、一度で一袋を使い切ってしまうと、花の本数に対して栄養剤の量が多すぎるのだとか。
そのため、栄養剤を使うときは、様子を見ながら何回かに分けて使うのがおすすめとのことです。栄養剤を入れた水は、数日おきを目安に変えるようにしましょう。
水替えのタイミングに茎にも注意!花を長く楽しもう
編集部でも、Bloomee LIFEで毎週色々なフラワーショップから届く花を楽しんでいますが、一度いけた花に対してしていることと言えば、毎日水を替えたり、枯れた葉を取ったりすることぐらいでした。
でも、小野寺さんの話の通り、毎日の水替えのついでに茎の先を切るようにすると、以前よりも少し花が長持ちするようになってきました。
このように、ちょっとした工夫と心遣いで、花を長持ちさせることができますよ。
これからも、切り花をより綺麗に長く楽しむためのコツを、花のプロの声を交えてお伝えしていきます。
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